ネット発“初音ミク”卒業ソング「桜ノ雨」が映画化

音声合成ソフト『初音ミク』が歌い、動画投稿サイトへの配信がきっかけで話題を集めた卒業ソング「桜ノ雨」が、学生映像制作団体『テトラフィルムスタジオ』(以下テトラ)によって映画化されることが14日(火)、わかった。
 「桜ノ雨」は、昨年メジャーデビューした3人組アーティスト・absorbによるオリジナル楽曲で、初音ミクに歌わせた動画がインターネット上で話題になり、世間に広まった曲。いまや中学・高校の卒業式でも歌われる「卒業ソング」の定番の一つに数えられる。
 この歌を原題に自主制作映画化するテトラとは、07年に旗揚げされた高校生・大学生を主体として活動する学生映像制作団体。これまでに9作品を制作しており、今作が10作目。慶応義塾高校に通う白濱一樹さんが脚本を書き下ろした。3月16日より既に撮影に入っており、4月中旬にクランクアップ予定。監督はテトラを旗揚げした田中博巳さんが務める。

なんだ学生映画か