クローントルーパーについて


クローンウォーズ第17話を見ていて、うおっ!何じゃこりゃ!と思ったのがこのオレンジ色のトルーパー達。
調べてみるとBomb Squad Trooper。クローン・ボム・スクワッド・トルーパー、爆弾処理専門トルーパーらしい。大胆なカラーリングとマーキングに魅せられて思わず描いてしまったが、クローンウォーズにはそう言う魅力的なトルーパー達が多いと思う。でも実は、自分は、EP2〜EP3、2D版のクローン大戦まで、クローントルーパーはむしろ嫌いな方だった。デザイン的に魅力に乏しいし、やはりクラシックなストームトルーパーの方がストーリーの要所要所に絡んで印象的だったのは間違いない。数々の名場面と共にキャラクターも磨かれていったと思う。今までのクローントルーパーにはそれは無かった。唯一、501部隊だけは印象的な使われ方をしていたが、後はそもそもデザインが馴染めないうちに変わってしまうし、商品展開の関係でちょっとしか出てこないのにマーキングだけ変えてるし、そもそも個性も無いし、ヘルメットを取れば同じ顔だし(カミーノの食事シーンは失笑すら出る)何よりほとんど活躍の機会が与えられなかったというのは大きい。

もう一年前になるが、セレブレーションジャパンでのデイブフローニ監督のコメントで劇場版クローンウォーズに期待を持ち、予告編で既にクローントルーパーに涙目になりつつ、鑑賞後すっかりクローントルーパーに対する印象が変わっていた。いや。イイヨ! クローントルーパー。上に掲げた問題点のほとんどはTVシリーズで解決され、むしろこのトルーパーの商品はまだ出ないのかと、webを検索する日々である。
それぞれの個性もあり、部隊毎に事情があり、デザインにも意味があり、それぞれにドラマがある、
ヘルメットを取った時点で同じ顔というある意味欠点を、髪型やタトゥで変化を付けるとか、その部隊も一枚岩では無く、戦場あさりをする奴や裏切る奴もいたり(クローン技術に問題がある?)、後にオーダー66が起こって、グリーもブライも裏切るんだよなーと未来を考えると悲しくなりつつ、それでも魅せる物語。なかなかここまで凄いシリーズになるとは全然思わなかったなあ。