タワーリング・インフェルノThe Towering Inferno

タワーリング・インフェルノ [Blu-ray]

さて。画質は正直、35年前のフィルムで頑張ってはいる物のDVDとそれ程印象は変わらない。残念。トップショットがヘリの空撮で撮影環境が悪いのも悪印象かも知れない。スタジオ部分はそれなりに綺麗ではあるが。だが、さすがにマスタリング技術は上がっていて、最初にグラスタワーが登場するカットの合成シーンが、フッテージにかすかに合成ズレがあるのがきっちり判別出来る。恐ろしい。
特典も盛りだくさんであるが、何故かアメリカ版DVDにはあって日本では未公開だった物がやっと収録されている。更に今回Blu-rayになってアメリカ版と比較してみると、仕様表を比較するとどうもまた日本版でオミットされている特典*Interactive Galleries*Stills Galleriesが。この辺のワーナー仕様はよくわからんなあ。
ちなみに以前の日記に書いた、《海外版にはあった英語版DTS-HD MA 5.1音声が無くなってドルビーデジタル4.0のみ。それに日本語吹き替えモノラル音声が収録されている。》と言うのは情報の間違いで、実際にはオリジナル英語(DTS-HDMA 5.1ch) が収録されている。さらにフランス、ドイツ、イタリア、スペイン、とメニューでは選択出来ないが収録されている。

しかしこのグラスタワーを見るとやっぱすごいわ。これがミニチュアっすよ、


全景が映るミニチュアは22メートル。上層階だけのアップショット用のが20メートル。
一度映画を堪能したらコメンタリーF・X・フィーニー (F. X. Feeney)を聞きながら観ると更に演出や役者のエピソード制作秘話が満載でより楽しめる。