恐ろしいぴょんたろう どぶ森

ちょっと前の話、「街へいこうよどうぶつの森」の中にうさぎの"ぴょんたろう"ってキャラが出てきた。春の1日に現れて地面に卵を埋めておいて、当たり券を拾ってきたプレイヤーには"たまご系"の家具をくれると言うイベントキャラだ。地面は1プレイヤーに付き30カ所掘れる場所になり、全部集めれば卵系家具は12種類になる。村人のうわさ話によると毎年この時期に現れて、前日に地面を掘って埋めているらしい。自キャラが近づくと楽しそうに踊り出し、ちょっと一定距離離れると、"フゥ〜〜"と言う効果音と共に踊りを休む細かい演出が入る。で、背中にファスナーが付いていて、後ろから話しかけると凄い勢いで「背中から話しかけないで!」「きぐるみじゃないよ!」と怒り出す。で、実際には着ぐるみらしい(村人談)。
でもちょっと待って欲しい。
どぶ森ってのは、プレイヤーキャラ以外は全部どうぶつで成立しているゲームだ。ヘタすれば家具だってタヌキが化かしてるんじゃないか、って思うように地面に置くと葉っぱになる、ファンタジーだ。夢から覚めればひょっとしたら、何もない野原に、自分だけぽつんと取り残されていてもおかしくない、へたすりゃ全部夢なんだぜって暗喩があちこちに仕掛けられている(冒頭のみしらぬネコもそうだし)。
で、全部がどうぶつで成立している世界で、どうぶつの着ぐるみを着ているってのは、どう言うことだ?? 言ってみれば、人間の世界で、人間の着ぐるみを着ているようなものじゃないか。そんな事があるとすれば、人体解剖図の着ぐるみを着ているか、もしくはホラー映画の主人公以外無い。
ぴょんたろうは、うさぎの着ぐるみを着て誤魔化しているが、夜中になると毒の飴を配ったり閑静な村を全滅させる殺人鬼かもしれない(殺獣鬼か?)
そう考えると



うわーーー なんだか こえーーーーーー


追記:あ サイレントヒルのこれかー