野望キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

何度か書いていたが「A列車で行こうDS」のジレンマは”現実と野望の狭間”で悩む経営者としての自分の姿だった。が、四面に来てMAPが凄い事になっていた。


だだ広いMAPの約3/4が何も無い荒野なのだった。東京で言えば、都市博が中止になった直後のお台場。関西で言えば開発前のポートアイランド。この開発に失敗した更地を、この手で切り開くのが四面のクリア条件だった。しかも人口10万人、鉄道総延長200kmと言うかなりの無茶ぶり。200kmの鉄道は敷けばいいけど、人口も10万規模だとだいぶ街を活性化させないといけない。
何という罠。一面から三面までのチュートリアルで、野望を達成する前に現実を取ってしまった俺に、野望自体をクリア条件にするとは。
この辺は5/2の日記「経営者のジレンマ」で語ってはいるのだが。

あと経営者の野望には2つの路線があって、実利とロマン。経営を支える為の実を取るのは当然としても、それだけでは面白くない。まったく手つかずの土地、このMAPで言うと山の方にリゾート牧場とかペンションとか、実に観光向けの施設があって、でも相当過疎地なんだよね。ここを自分の手で大きく発達させてみせる、と言う路線がロマンの部分。経営者たる物その二つを兼ね備えた器の大きい者であって欲しい。だが現実は結構厳しくて、中央地区の経営でヒィヒィ言ってる状態で過剰に開発拡大は出来ないわけで、この辺のジレンマもだいぶ面白い。

そのロマンの部分をここで持ってくるか! 何というか、プレイヤーの心を見透かしたような作りに再度脱帽。なんだこの神な作り込みは。


とりあえず序盤は、唯一栄えているエリアを更に繁栄させて、人口と安定収入を確保する事が大事になってくる。自分でやってて凄いなと思えるのは、あれほど複雑だと思っていた、チュートリアルで出てきたコマンド類を使い来なしている事だね。何という神チュートリアル。始めに株主優待がある株を買い占めて全体的な運用資金を抑え、工場から出てくる資源(巷では豆腐と呼ばれている)を港から出荷させる。港は三カ所あって、どこもそれぞれ使い勝手が違う。海に出ていられる船は一艘なので、どれをどう高稼働させるかも判断のしがいがある。更にそこに結ぶ輸送網をどうするか。離れた過疎地に採掘場所があって、ここから豆腐をどう運ぶかも、損益の要素に関わってくる。


とりあえず初年度は無理だったが、3年で2期連続黒字を達成。その時点で人口1万8000人を越えたところ。2年黒字決算、余剰金10億、純資産300億以上あれば株式上場が出来る。それで1200億円の調達が可能だから、いずれ必要になってくるだろう。


ところで全然ゲームに罪は無いのだが、めちゃくちゃ腹立つ事があって。
損益計算書を見ながら資産の上がり下がりを気にしつつ、ゲームを進めているのだが。
だいたい鉄道や運輸、子会社の推移を見ていれば、この上がり方なら決算までには黒字になるな、とこっちは計算して運営しているんですよ。ところがね! 収支を見る度に出てくる糞経理部長がだなあ、現状の数字を上か下かしか判断できず「このままじゃ赤字決算です」とかほざきやんの! てめーはアホか! 毎月の収支の成り行き見れば最終的にどの辺に落ち着くか見えてないのか、ボケ、カス! 現状上か下かしか見えないんだったら、誰だって出来るんだよ! 良くそれで部長のポストがつとまるな! テメーなんか辞めちまえ! 証券会社の女の子でも据えとくよ! お前の陰気な顔が嫌なんだよ!!!! ゲーーーーーー! ゼーゼーハーハー ・・・


いかん。
リアルな世界とゲームの世界が繋がってしまう一瞬を垣間見たぜ・・・


アナタも一緒にリアルな世界へ

A列車で行こうDS

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